次なる使命。

次なる使命
 

残暑お見舞い申し上げます。夏バテは大丈夫ですか?

本当は、今月書いたら「ガッツさん、それはフライングですよ!」とスタッフから怒られそうなのですが、書かずにはいられないので書きます(笑)。

「これは美味しいわぁ〜、もうちょっとついでくれない?」
「甘さの中に酸味が残り、後味もスッキリして飲みやすいわぁ〜」
「これだったら、毎日飲むのが楽しみになるね」

さて、何の試飲でしょう。日本酒?ワイン??
正解は、私達のオリジナルの『糀(こうじ)ドリンク』です。
糀ドリンク?そうです。

今年の1月に、新潟の「古町糀製造所」というお店で飲ませて頂いて以来、その感動の味と斬新さ、伝統が生かされた素敵なお店やカップなどの風情にすっかりファンになり、この感動に「私達のエネルギー」を加味して、プロ・アクティブのお客様が本当に喜び感動し、美しく、若々しくなれる究極の和的美容、健幸飲料はできないものかと考え、今回の新商品づくりがスタートしました。

もちろんそのベースとなっているのは、「葉葺正幸(はぶきまさゆき)」という、古町糀製造所 代表への絶対的な信頼と畏敬の念、そして価値感の一致です。
私とは経営の勉強会での先輩後輩の間柄ですが、とにかくそのバイタリティとセンス、聡明さと人柄の良さには本当に頭が下がります。
昔栄えていた「古町」という商店街を「糀ドリンク」で蘇らせたとして、今や新潟では彼の名やお店の名前を知らない人はいないというくらい著名人になっています。

話は少し遡りますが、12年近く前、彼は新潟屈指の名経営者から早くにその才能を見出され、地元新潟のお米をもっと世に知らしめ役立てるようにと、銀座でおむすび屋を始めることを託されます。「えっ、おむすび屋ですか?」それは、今のおむすびブームのもっと前のことでした。

自分で商売をしたこともない人間が、全く知らない東京のど真ん中で、しかも握ったことすらなかった「おむすび」という商品販売を手掛ける・・・。どう考えても上手くいくはずがありません。
何をやっても空回りし、資金も底をつき始め、困窮しきった彼でしたが、捨てる神あれば拾う神あり。
その頃「銀座十石(ぎんざじゅっこく)」というおむすびの有名店が経営難に陥り、彼のところにお店ごと買ってほしいと話を持ち込んできました。
「これはいけるかも?」天性の商才と決断力が、その時一瞬で開花し、それからの彼は、この銀座十石というおむすび屋を不死鳥の如く蘇らせ、今やテレビ局や編集者などのマスコミや、著名な会社や人の御用達の宅配おむすび屋として、一つのブランドへと進化させていきました。
食の素人から始めた彼ですが、忙しい時は一日数千個のおむすびを握ったり、いつも新しい食感、食味を打ち出すために何百回となく試食をしていったことはいうまでもありません。
この現場に基づいた嗅覚や舌覚などの食のセンサーは、本当のこだわり、本物の美味しさを見抜き、創り出す究極の才能へと昇華されていきました。




そんな彼が美味しいおむすびを創る過程で関心を持ったのが、「糀(こうじ)」でした。
お米と酒蔵、味噌蔵が日本でも突出しているこの新潟の麹菌を使って、地元にも喜ばれ、伝統的な価値を全く新しい物にして、誰でも喜ばれるものを創れないか?
一年じっくり考えて、彼の中で発酵して出てきたもの・・・。それが、お米だけの甘さで作られた『糀ドリンク』という古くて新しい飲み物でした。

酒粕に砂糖を加えて作る従来の甘酒とはまるで似て非なるもの。
伝統的な甘酒には良さもたくさんありますが、飲みにくい、臭うなど、苦手な方も多く、その伝統がなかなか継承されにくくなっていました。

そんな甘酒の世界を全く別次元に昇華させ、老若男女の誰もが美味しく飲みやすく、何ともいえない食感と風味があるオシャレなドリンクとして、本当に喜ばれ感動される全く新しい「糀飲料」という分野を打ち立てることに成功しました。
今やマスコミにも引っ張りだこで、出店依頼も殺到している古町糀製造所の糀ドリンクですが、彼はこの良さを本当に分かり大切にして広めてくれる人としかビジネスをするつもりがありません。
そんな彼のお米や糀に対する考えや古き良き日本の伝統、地元を大切にする価値感などを、お米や糀の神様は、またしても見逃しませんでした。

次なる使命は、何度も崩れかかった酒蔵を立て直して欲しいという依頼でした。
酒の分野は全く考えたこともない事業でしたが、持ち前のチャレンジ精神とバイタリティで、彼は今、この復興に命を懸けるべく取り組んでいます。
事業再生のためには、酒づくり以外の事をして、収益を上げる必要もありましたが、杜氏(とうじ)が首を縦に振りません。そして口を開いてもくれません。そんな杜氏を彼は夕方から明け方まで何度も飲み明かして口説き、ようやく糀ドリンクをその蔵元でつくることを承諾してもらいました。




今回私達が創ろうとしている「プロ・アクティブオリジナル糀ドリンク」は、まさにその蔵元で造られる、酒蔵復興支援へとつながる、本当に嬉しくかつ広め甲斐のある新商品になります。
もちろん私達が創る以上、古町糀製造所の糀ドリンクをさらに昇華させ、ユニークな天然果実や植物などの力で美容効果やアンチエイジング効果を引き出し、より一層美味しく、素敵にする必要がありました。


その味付けは、大手通販会社の食品アドバイザーで、『玄米元氣』を使った究極のレトルトカレーなどのヒット商品も手掛けるほど洗練された味覚を持つ才能豊かな友人、田口三江子さんにお願いし、最終チェックはもちろん葉葺社長にも加わっていただいているので、本当に美味しく安心して飲めて、素敵になれる最高の美容、健幸糀ドリンクになると思います。

これは以前から私達が目指していた、一見対極にあるものを和して(化学反応させて)役(やく)に立つ世界観を実現することへとつながります。
それは、伝統的なものと新しい価値感の融合[結(ゆい)]、和的なものと西洋的なものの融合、異分野と異分野、異才と異才の融合など、こういった考え方から全く新しい美と健幸に役立つ商品を開発し、縁ある方々の身心を調和、光輝、向上させるお手伝いをさせていただく・・・。

そんな私達の新しいステージがこの商品から始まります。
 
     
   
     




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ガッツプロフィール
山口哲史(ガッツ) 本名:山口哲史 ニックネーム:ガッツ
兵庫県伊丹市出身。関西学院大学商学部卒

リクルートをはじめとする7年間の大企業経験の後、
1991年(株)ファイルド・アクティブ(現プロ・アクティブ)を起業。

起業後16年は、主に、健康・美容・スポーツ分野でユニークな商品開発と根強いファンに支持され続けているファイテン社(チタンテープ、ラクワネックなどの製造、販売元)の中心的販社のリーダーとして、そのブランド認知、拡販に貢献。

その後、平成16年より、抜本的な事業や商品の転換により、現在の『自然とつながり 自然に生きる』というコンセプトの元、自然の温もりや生命が感じられる有機的な商品群を、独創的かつ良心的な開発者などとの出会いの中で、啓蒙、拡販に努め、現在に至る。

社内・社外を問わず、「ガッツ」のニックネームで親しまれ、そのユニークな人柄と独特の感性が、たくさんの魅力的な人や商品・情報を 引きつけ、それを紹介したり、教えたり、つないだりするのが最大の魅力?肩肘張らない性格と中途半端な大阪弁で、妻と娘と2匹のチワワをこよなく愛す、魚座・B型の快男児。