必死の想いと動きが
流れを引き寄せてくれたと思いました。
こんにちは、お元気でいらっしゃいますか?
■光陰矢のごとし、ではありませんが、
おかげ様で私達の会社も7月で満20年を送ることができました。
まさに夢のようで、よくここまでやってこれたなぁとつくづく思います。
本当に色々な方々に助けられ、支えられてきたおかげとご恩の賜物です。
本当にありがたい限りです。
そしてたくさんの幸運にも恵まれてきました。
思い起こせば20年前、一見どう見てもうさん臭い、
まだ当時無名のファイテンのチタンテープの前身になる商品との運命的な出会いから
物語が始まりました。
「今は、こんなもんと思うかもしれへんけど、これきっと流行ると思うねん。
ホンマに貼ったらウソみたいに体がラクになるし、
痛みも和らぐし、おまけに早く走れるねん。肩のコリも違うで〜」。
話している相手は、後に妻となる女性でした。
その数ヵ月後に彼女は浜松から東京へ出て、
いっしょに偶然同じ会社(リクルート)を退職して、
平成2年の7月に今の会社の前身の(株)ファイルド・アクティブを立ち上げました。
起業当初は、それこそ縁を頼りにあちこち走り回って商品を貼ってまわっていました。
始めは、本当にロスやムダも多く、資金繰りも底をつくような状態で、
嫁さんにいつも心配をかけていました。
預金残高が限りなくゼロに近づくほど、怖いものはありません。
ただ、やってきたことは、後で利子のように返ってくるといわんばかりに、
商品のファンのお客様も少しずつ増えていきました。
そんな時に、あるニッチな健康誌から取材依頼の話しがあり、
すっ飛んで行って、必死で商品の良さを語りました。
「これは面白い!」と編集長が気に入ってくれて、
数ページ、商品の特集を組んでくれました。
それは本当にラッキーなことでしたが、
「必死のパッチ」の想いと動きがこの流れを引き寄せてくれたのだと思いました。
祈るような気持ちで、雑誌が掲載されると、思いもかけないような問合せがあり、
予想をはるかに超える売上につながることになりました。
私も妻も、とにかく電話を受けることが大変でしたが、
とても嬉しく、やり甲斐があったことを今でもよく思い出します。
世の中には、色々な病気やケガで本当に悩まれ、
苦しんでいらっしゃる方々がいっぱいいるんだ・・・。
毎日電話を受けたり、商品をわざわざ買いに事務所まで訪ねてこられる
お客様と接しているうちに、
「こんなお客様の体や心の痛みやつらさをラクにして、
安心して、笑顔が少しでも多くなるような暮らしを応援することができないものか・・・」
との想いが募っていきました。
この純粋な気持ちが、私達がファイテン商品を世の中に広めようとする原点になりました。
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