心は明るく温かく。そして、いさぎよく。

もの凄く大変な時代を生きているのかもしれません。

新年明けましておめでとうございます。

昨年末より温かいご愛顧・ご支援・ご愛読いただき、
本当にありがとうございます。

よいお正月をお迎えになられましたでしょうか?

さて、2010年の幕開けですが、今年はどんな年になるのでしょうか?

私の家族は幸いにして、両親ともに多少の不自由はあってもおかげ様で健在で、
年末も嫁さんと娘といっしょに5人で恒例のすき焼きをつっつきながら、
紅白歌合戦を観る平均的日本人?の年越しを迎えることになりました。

久しぶりに5人揃って、大晦日を楽しく、団らんして過ごすことができる・・・。

誰一人欠けることなく、集ってお互いの息災と無事を確かめ合いながら、
しみじみとした温かい空気を共有できる・・・。

きっとこれ以上の幸せはないのだとつくづく思います(^_^)。

そう言えば、ここ数年来、私達の生活は、
未だかつてない不安定かつ激動の荒波に揉まれています。

リーマンショックに端を発した世界的な大不況とそれに伴う様々な経済的ひっぱく。
次から次へとおそいかかってくるインフルエンザの恐怖。
政権が交代したものの、根本的解決がなかなか進まない不安といらだちなど。

数え上げたらきりがない位目先が不透明で、
ついつい今年も大丈夫かと疑いたくなります。

「夜明け前が一番暗い」といわれるように、よく考えれば
今はもしかして幕末の動乱から明治維新へと移った時と
産業革命によって様々なものが大変換を余儀なくさせられた時代、
そして戦後の復興の追いつけ追い越せの時代・・・。

そういった凄い時代が三重位重なってやってきている・・・。
それ位、もの凄く大変な時代を私達は生きているのかもしれませんね。

幕末の大政奉還(自民から民主へ政権交代)、
廃藩置県(地方分権)、
姓字帯刀(様々な分野のリストラとニュービジネスの立上げ)、
殖産興業(環境と自然を重視した事業転換)など、
色々な事がめまぐるしく変わっていく様は、
本当に江戸から明治に移る過程によく似ていると思います。




変化の激しさと急成長の反動。
豊かさの裏側で、肝心要なものが置き去りに・・・。

またインターネットや携帯電話などのIT革命は、
産業革命によって移動や輸送に何十何百頭と必要とした馬車が
数台の車や数両の蒸気機関車で済むようになったり、
数百人数千人規模の手作業の職人がいる仕事を、
数十台の機械が一度に数時間でやってしまうようになったことにより、
大きなリストラと業容変換がせまられたこと以上に、
もっと大きく世界的スケールで、
産業構造や人々の暮らしを根本的に変えてしまったのかもしれません。

インターネットにより、大きな資本や看板、そしてたくさんの人がいなくても、
世界中の人を相手に誰でも簡単にビジネスができてしまう・・・。

調べたり、捜したり、歩きまわったり、時間をかけたりしなくても
情報やコミュニケーションが一瞬でとれ、しかもお金がほとんどかからない・・・。

その便利さと手軽さとスピード速さの恩恵は、
かつての産業革命以上のものがあると思えます。

本当に凄い事を人類は考え出しました。

そしてさらに今は中国の台頭やブラジル、インドなどの新興国の
すさまじい発展により世界市場から日本は大きく出遅れているのと同時に、
国内の産業がこの時代の急速な変化に対応できず、大きく空洞化してきており、
この変化の激しさと急成長してきた反動で、物質的には豊かになったものの、
肝心要なものを置き去りにしてきました。

そしてそのツケが至るところで出てきている・・・。

3万人を超える自殺者、老若男女を問わず、うつや精神疾患で苦しむ方々の急増、
教育の荒廃によりいじめや登校拒否児の増加など、
本当に日本人が一番大切かつ自信をもっていた「心」が失われ、
ゆがめられ、曇り出してきています。

これこそが、最も重要かつ緊急に対処していかなければいけない問題だと
つくづく思います。

ただ、よく考えれば、この三重苦が一辺におそいかかってきているような時代を
とにかく日々精一杯生きている、生き抜いている人々は本当に凄いと思います。

きっと10年、20年後に振り返ると凄い時代を生き抜いた人だなぁと
いえるのではないかと思います。
そして この時代を何とかより良く生き抜いて、自分達の子孫に、
そんな難局を乗り越えた良心に恥じない大切な生き様や心の持ち様を
人生の英知として残していく・・・。

きっとその力強いDNAは子々孫々に受け継がれていくのではないかと思います。




語らずとも感謝する気持ち。
生かされているという謙虚な心。

世の中が変わっても永遠に変わらないものがあったとしたら、それは・・・。

「おかげさまでこうやって元気に、無事に、何とか幸せに過ごさせていただいています」

という、両親やその両親につながっている先祖に語らずとも感謝する気持ち。

そして全ての人やモノが関わりあって生かされているという謙虚な心。

そういった思いやりや温かさ、やさしさの「心や精神」を感じられることが
一番幸せを感じられるのではないかと思います。

ここ1〜2年、まだ暗さは続くかもしれませんが、
心だけは明るく温かく、そしていさぎよく。
まわりの人に感謝しながら力を合わせて前を向いて歩んでいきたいものですね。

暗いことがあってもそれを明るさに変えていけるような
「人生の免疫力」を上げられるような、そんなお目出たい人になれるように・・・。

お互い今年も願晴って(がんばって)生きましょう!

大変な時代を乗り越えているお互い凄い同志ですから・・・。

今年もスタッフ一同、精一杯あなた様やご家族の「健幸」を応援させていただきます。
どうぞよろしくお願いします。


大感謝



ガッツ






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ガッツプロフィール
山口哲史(ガッツ) 本名:山口哲史 ニックネーム:ガッツ
兵庫県伊丹市出身。関西学院大学商学部卒

リクルートをはじめとする7年間の大企業経験の後、
1991年(株)ファイルド・アクティブ(現プロ・アクティブ)を起業。

起業後16年は、主に、健康・美容・スポーツ分野でユニークな商品開発と根強いファンに支持され続けているファイテン社(チタンテープ、ラクワネックなどの製造、販売元)の中心的販社のリーダーとして、そのブランド認知、拡販に貢献。

その後、平成16年より、抜本的な事業や商品の転換により、現在の『自然とつながり 自然に生きる』というコンセプトの元、自然の温もりや生命が感じられる有機的な商品群を、独創的かつ良心的な開発者などとの出会いの中で、啓蒙、拡販に努め、現在に至る。

社内・社外を問わず、「ガッツ」のニックネームで親しまれ、そのユニークな人柄と独特の感性が、たくさんの魅力的な人や商品・情報を 引きつけ、それを紹介したり、教えたり、つないだりするのが最大の魅力?肩肘張らない性格と中途半端な大阪弁で、妻と娘と2匹のチワワをこよなく愛す、魚座・B型の快男児。