今までのやり方、在り方では、あまりにも「人間中心主義」「物質、金銭、経済至上主義」
「個人至上主義」「科学万能主義」「効率、成果優先主義」「弱肉強食至上主義」
「売上、点数優先主義」など、そういったものに傾き過ぎ、
本当に大切なものを脇に追いやったり、押さえ込んだり、評価しなかったり、
それこそ無かったものとして「仕分け」しすぎてきたのかもしれません。
それは日本人の誇る文化、伝統歴史観に始まり、自然を愛し慈しむ自然観や、人の心を育みしつける教育観、家族の大切さやつながりを大切にする家族観、社会の中で生かし生かされている道徳観、先人や祖先に対する恩や縁を自覚し、目に見えない崇高な何ものかに守られ生かされていることに、畏敬の念と感謝の気持ちをもつ宗教観など、数えあげればきりがないくらい大切なものが、物質的に豊かに、便利になった裏側に、ずっとフタをされ、閉じ込められていたように思えます。
「陰極まれば陽に転ず」。
今年は時代や大自然が、今もう一度その本当に大切なものを思い出し、取り戻して、今までのやり方や在り方を革新できるところは革新させ、正すべきところは正して、早急に双方を統合し、融合させるべく、様々な事象を通して、それらを私達に自覚させ、促し、より良き方向へと導かせようとするターニングポイントになるかもしれません。
身心が快癒へと向かう上でも、「好転反応」として一時的に抱え込んだ悪いものを
一度吐き出して、最もバランスや調和のとれた方へと戻っていく。
大自然の原理が「循環、調和、バランス、そして相互に協調、依存し合いながら、生成、化育、
発展していくこと」だとしたら、その大自然の循環プロセスのいい意味での臨界点が、
今年になるのかもしれません。
身心の好転反応も、最初は、この悪い症状がいつまで続くのか?と自己不信になったり、
今まで頼りすぎていた薬などぜ止めて、全く新しいやり方(対処法)を受け入れ
実践しなければならないつらさが伴うかもしれません。
じっと自分自身の自然治癒力の本当の力を信じ、持ち続けなければないと
自己葛藤の連続になるかもしれません。
でも素直になって、自分を信じ、励まし応援してくれる
まわりの方々への感謝を忘れなければ、必ず良くなっていきます。
それと同じ様に、地球という身心、日本という身心、自分の会社や家族という身心が、
次の時代にふさわしい「新たなる調和とバランスのとれた身心」に循環し、
生成、化育、発展していくために、多少の好転反応が起こったとしても、それは今までより、
より良くなる予兆であり、チャンスだと思います。
だからこそ、その事象を前向きに捉えて、それこそ「プロ・アクティブ」(一歩前に出て)に、
自分やまわりを信じ、感謝し、助け支え合っていけば、
必ず今まで以上に素敵で「健幸的(ラディアンス)で、輝かしい身心(自分自身)」に
なっていくのだと思います。
人生楽ありゃ、苦もあるさぁ〜」ではありませんが、
色々な事があるから成長できるし、たくましくもなるし、
素敵な年輪が重ねられるとしたら、その伴走者であり、応援団であり、
同志の一員として、縁ある大切な方々の「健幸」と「安心」に貢献できれば、
それこそ無上の歓びです。
そして、そういった事が少しでも実現し、
実感し合えることが私達の2012年の目標であり、
使命なのだと思っています。
本年もどうか共に成長し、明るく希望に満ちた年にできますように、
スタッフ一同どうぞよろしくお願いいたします。
合掌 |