あのつらい体験があったからこそ。
こんにちは、お元気でいらっしゃいますか?
■新米がおいしい季節になりました。
今年も友人であり、農の匠でもあります「長田竜太さん」が、
精魂込めて作り上げた獲れたての「元氣米」を、
あったかいみそ汁と一緒に、食べられるかと思うと今からワクワクします。
とてもシンプルな食事ですが、こんなに豊かでぜいたくな食は本当にありません。
今年、大学受験生の私の娘は、来年から一人暮らしを予定していますが、
元氣米だけはちゃっかりと、毎月送って欲しいと今から催促するくらい、
元氣米が大好きです。
好きなものを楽しみにして食べられるくらい幸せなことはありませんね。
思い起こせば、彼女が小さい頃は、アトピーで悩まされ、
私も嫁さんも毎日、アワやヒエを食べたり、
お肉や油物抜きの玄米、菜食を続けた時期がありました。
食べたい物が食べられないほど、つらいことはないと思います。
私は、まだ外食で好きなものが食べられましたが、
彼女は本当につらかったと思います。
もちろん、夜中に体をかきむしってなかなか寝付けず、
嫁さんも一緒にそのつらさと格闘していましたので、
この時期は、本当に家族にとっても大変な時でもありました。
ただ、今から思うと、あのつらい体験があったからこそ、自然食の勉強をしたり、
本当に安心で、安全な食材や商品を見抜く知恵や目を養えたり、
食べ物が体質を作り、心や感情にまでも大きな影響を与え、
身心の健康に大きく関与していることなどを知ることができました。
そしてこの15年位前の体験が、今の仕事にとても深く関係し、
大いに役立っているのは紛れもない事実で、彼女のおかげでとても大切なことを学び、
今の事業の骨格になるようなものを育ませてもらうことができました。
本当に人生って何が幸いするか分かりませんね。
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