永遠に「元気」でいられると思いがちですが・・・。
こんにちは、お元気でいらっしゃいますか?
■実は先日、大学時代の友人に、大腸ガンが見つかり、緊急手術になりました。
大腸でもかなり奥の方で、結構大変な状況だったようです。
長時間の大手術でしたが、何とか無事終了し、本人とも電話で話したところ、
思った以上に元気そうで、とても安心しました。
本人いわく、全く自覚症状がなかったのに、健康診断で血便が出ているのを発見され、
それから精密検査をしたところ、かなり進行していたガンが見つかったとの事。
健康診断の時期が、もう少しズレていたら本当に大変だったかも・・・。
「ガッツ(私の大学時代からのニックネーム)も、
一度じっくり調べてみてもらった方がいいで。
ホンマ、まさかこんなふうになるとは思ってもみんかったわぁ」
と電話越しでしみじみと語ってくれました。
しばらくは入院しながら抗ガン剤治療を受け、
1ヶ月もしないうちに、自宅療養しながら、職場に復帰するという
今後の予定を教えてもらいましたが、何かとても複雑な気持ちになりました。
「あんまり無理するなよ・・・。
できるだけ早めに、関西に帰るからゆっくり話しようよ。
ボクに何か役に立つことがあるかもしれんから」
と伝えると
「ありがとう。楽しみにしてるわ」
と云ってくれ電話を切り合いました。
やっぱり、世の中は無常ですね。
永遠に「元気」でいられると私達は思いがちですが、
こうやって“まさか”があって初めて、
自分の生命の大切さと、健康のありがたさに気づかされます。
私の友人も体格も頑強で、とてもタフでまじめな人間でしたが、
きっと仕事や様々なことで、ストレスを抱え続けてきたのだと思います。
それを発散するために食生活も偏ったものになっていたのかもしれません。
もし、世の中に偶然がないとしたら、彼のガンというとてもつらい出来事を通じて、
何か私にも気づいておいた方がいいことがあるかもしれません。
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